君は赤ちゃんなのかい?
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今日の帰路で私はそれと出会いました。
疲労感を感じながら帰路につき、最寄駅を出てすぐの駐輪場にそれはいました。
ずらりと並ぶ自転車の中に、1台だけ違和感を覚える自転車がありました。
なんかサドルにかかってたんですよね。
ビニール袋かチラシかなんかが置いてあるんだろうと思って、
何気なく近付き見てみました。
一瞬、頭が追いつかず、目の前にあるそれが何なのか理解できませんでした。
一呼吸置いて私は悟りました。
ああ、こいつ。
オムツ履いてるわ。
そう、それは、
雨で濡れていたものの、
紛れもなくオムツでした。
写真、わかりにくくてすみません。
駅前でオムツを接写する勇気はなかったです。
ただ、オムツだとわかっても、何でそこにオムツがあるのかが全く理解できなかったので、
いろいろと考えてみました。
妄想①:いたずら説
「くっそーむしゃくしゃするな。こいつの自転車にオムツ履かせてやる」
うん。
1万歩譲って、オムツを履かせようという意志は認めるとする。
でも、でもさ。
そのオムツどこから出てきたんだろうね。
いたずらにオムツ使う、って常人には思いつかない発想だよね。
天才のいたずらなのかもしれない。
妄想②:忙しい主婦説
子育て、家事、パート、いつも忙しい主婦のAさん。
愛用の自転車を乗りこなし、いつものようにスーパーへ買い出しに。
その途中、いつも愛用していた自転車も使いすぎからかサドルが破れてしまった。
このままでは、金具が飛び出してしまっており、乗ると痛い。
どうしたものか……
そこでふと思い出す。
スーパーの袋に入っているオムツの存在を。
応急処置として、サドルにオムツを被せて家まで帰ろう。
天才的ひらめきをしたAさんは、そうしてピンチを乗り切った。
しかしそれから、毎日忙しいAさんは自転車の修理にいく暇がなく、
結局そのままオムツで凌ぎ続けるしかなかったのだ。
今日もまたオムツにまたがり、買い出しに出かけてゆく。
流石にね?
確かに一瞬オムツってわからなかったし、乗り心地もそれなりに良さそうな気もするけどね?
普通タオルとかに変えるよね?
妄想③:持ち主の膀胱が弱い説
普段から頻尿気味で、自転車に乗っていると、その振動で漏らしてしまいそうになるBさん。
もしも、乗っている途中で漏らしてしまったらサドルがびしょびしょになってしまう……
そこで思いついた画期的な解決策。
それは……!
サドルにオムツを履かせることだった!
画期的な思いつきによって不安が解消されたBさんは、今日もまた自転車で出かけてゆく。
いや、いやさ。
お前がオムツ履けや。
いろいろ考えてはみたんですが、
自転車がオムツ履く理由はどうしても思いつきませんでした。
もしかしたら私が知らないだけで、
自転車が漏らす時代になってたんでしょうか。
私が気付いていないだけで、ここは実は西暦2200年で、
2200年の自転車は漏らすことがあるのでしょうか。
あれは赤ちゃん自転車だったのでしょうか。
真実が何なのかは定かではないですが、
オムツの新しい使い道を知ることが出来たので良しとしましょう。
周りに気を向けながら生活してると、思いもよらぬ出会いがあるものですね。
いやしかし。
オムツか。