左手に主導権を握られた人生の話
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帰り道でふと冷静になって思ったんですけど、
「手だけ世界規模で有名」
って結構意味不明な状況ですよね。
今まで何回も記事にしてきたように、
中学生の頃からペン回しを続け、今ではそれなりに有名になり、
海外にも知れ渡るぐらいの知名度を勝ち得たわけですけど、
確かに知名度は得たわけですけど、
手だけ
なんですよね。
知れ渡ってるの。
本名なんてもちろん公開してないし、
手、以外を写すことはないし、
何なら左手しか写してないし。
ふと思ったんですよね。
これって、知名度あるって言えるのか？
ってw
実質知られているのは、
eban（僕のハンドルネームです）という名前のついた僕の左手だけ、
なわけですよ。
名前も顔も、見た目も、何なら性別も、
そんなことはどうでもよくて、みんなが興味関心があるのは、
僕の左手だけなんですよね。
そう考えるとすごいですよね。
僕という人自体には大した知名度はないんですが、
僕の左手は、その界隈では世界規模で知られている。
状況として意味がわかりません。
なかなかレアな状況なんじゃないでしょうか。
体の一部分だけ有名ってのは。
たとえペン回しをやっている人に道端で会ったとしても、
僕の手を、ペンを回しているところを見ないと、僕だということが知られることはないですし、
もはや本体が手と言っても過言ではない。
この人生の主導権を握ってしまった左手が、
僕という人間本体もちゃんと引き上げてくれるのか、
もしくは左手だけが遥か先にまで行ってしまうのか、
この先どうなるのかは謎ですが、
是非本体も連れて行って欲しいものですw
手と本体が別の人生を歩んでいますからね、今のところ。
どこで交わるのかわからない二つの人生ですが、
どのようになるのか、楽しみにしていてください。
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