文字では腹は膨れない

でも栄養にはなるのです

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合コンビジネス

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東京って、見知らぬ人に声かけられること多くない?

って周りの人に聞いても中々同意を得られないのですが、

 

新宿駅前にて

「今この大道芸、始まってどのぐらいですか?」

 

ボルダリングジムにて

「ボルダリングよくやるんですか? 一緒にやりましょうよ」

 

渋谷駅にて

「この辺でなんか胃に優しいものが食える店知りませんか?」

 

紀伊国屋にて

「友人の誕生日に本を贈りたいんですが、オススメの本ないですか?」

 

新宿路上にて

「明後日卓球するので練習したいんですけど、新宿で卓球できる場所知りませんか?」

 

※全部男性です。

 

東京に引っ越して来てから約1年半。

様々な人に声をかけられてきました。

どの人も共通しているのが、話しかけてくるきっかけは様々でも、

そこから雑談に発展し、

「LINE交換しましょうよ!」

に繋がること。

(ちなみにやたらとラーメン好きな奴が多く、ラーメンの話題になることが多い)

 

まだ異性相手のナンパなら理解できますが、

同性相手にこうして接触する意図は何なんだろうと、しばらく疑問でした。

 

で気になっていろいろググってみると、

いろんなところで知り合いを作り、

合コンやイベントを主催し、

若干多めの参加費(対して気にならないぐらいの上乗せ額)を請求し、

その上乗せ分で小遣いを稼いでいる、

というような人たちがいるそう。

つまり、僕はカモ。

一人で行動していることが多いからなのか、

単純に話しかけやすそうなオーラを発しているのか、

こいつならカモれそう、と思われているのか。

 

 

で、この合コンビジネスのモデルとしては、

最初は合コンのような少人数規模から始めて、

BBQ、パーティーなどと規模を大きくしていくことで、

一回あたりの稼ぎを増やしていく感じですね。

 

うまいこと考えるなあと思いました。

参加する側としても新しい人と出会えるから多少高かろうが損した気分にはならないですし、

そして、合コンという形式がまた絶妙に金額に疑問を抱かせにくく出来るんですよね。

「じゃあ男は○○円、女の子は○○円で」

というような請求の仕方ができるので、

単純な割り勘だと、

「あれ、ちょっと高くね」

と思うような金額設定でも、なかなかにバレにくい。

そして合コンさえ通過して、規模の大きなイベントを開催できるようになってくれば、

より一層金額感がわからなくなってくるから、利幅も伸ばせる。

 

東京という人が溢れている地だからこそ出来るビジネスですよね。

大量の人を管理する大変さは仕事柄身に染みて知っているので、

真似しようとは思わないですが……

 

と、そんなことを書いている今、

先日路上でLINEを交換したお兄さんから卓球に誘われています。

くそおもろい。

卓球の参加金額はいくらなんだろう。

一回の卓球イベントでいくら儲かるんだろう。

ぶっこめそうなタイミングでぶっこんで聞いてみようと思います。

 

※結局、めんどくさくなって卓球はお断りしました。次なんかあったら行ってみます。