〆の8割が122な人が、122のキャッチへのこだわりを語ります(伸指形編)
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こんばんは。
突如書こうと思ってしまったのでノリと勢いでキーボードを叩いています。
今日書くのは、タイトルの通り、122のキャッチについて。
ペン回し界において最も使われている〆技の1つである122。
難易度の割に、しっかりと〆ることが出来るので長年愛されている技です。
かくいう私も122信者でして、多分fsの8割ぐらいは122で〆てます。
(122以外の技が出来ないというのは秘密にしておきます。)
長年、大量に122で〆てきたので、同じ122でもいかに差別化出来るか、
どうやったら日本一、世界一かっこいい122が出来るかを模索し続けてきました。
今回はその中でも、キャッチの部分にフォーカスして書いていきます。
(書いてる途中で文量が多くなりすぎたことに気付いたので、2回に分けます)
※あくまでここから下は、私個人の見解です。万人受けするものではないのでご了承ください。
大前提として、一番オーソドックスな、
全ての指を伸ばして、1,2,3軸でペンをキャッチする形。
私はあれが嫌いです。というかあれをかっこよく見せるのは至難の技だと思います。
昔は自分でも使っていましたが、あまりにかっこよく出来ないので捨てました。
その前提のもと、今現在、私が122(というか2軸キャッチ全般)で〆るにあたって、使い分けているキャッチは大きく分けて2種類です。
・指が伸びているキャッチ(長いので以下では伸指形とでも称しておきます)
・指が曲がっているキャッチ(こちらは屈指形で)
それぞれ細かく気をつけている部分がいくつかあるので、
簡単にまとめていきます。
と、思ったんですが!
書いてみたら長くなりすぎたので、屈指形は別記事にします。
・伸指形
まずは参考動画。
この辺り。
文字通り、2軸、3軸が伸びているキャッチです。
〆前の段階から比較的勢いがあり、〆にインパクトを与えたい場合、
余韻を残さず力強いキャッチで〆たい場合、に使っています。
スマートな形にする上で気をつけなければならない観点は下記の3点。
①2軸は明確に3軸の上に位置する。(上から見ると指が交差するぐらい。)
②2,3軸共に第2関節付近にペンを収める。
③1,4,5軸は伸ばさない。
では1点ずつ意図を解説しておきます。
①2軸は明確に3軸の上に位置する。(上から見ると指が交差するぐらい。)
動画を見てもらうとわかると思いますが、2本の指の位置関係は完全に上下です。
この位置関係を保っている理由についてなのですが、
極めて単純で、
「1軸を使わずにペンを止めることが出来るから」
に尽きます。
2軸の下に3軸が入り込む形になることで、
ペンと地面の間に3軸が存在することになります。
ペンの下に3軸が入るということは、
ペンにかかる重力も一つの力として利用することが出来るわけです。
よくみかける、全ての指を伸ばして、1,2,3軸でキャッチする形を思い浮かべてください。(もしくはやって見てください。)
その際に1軸をペンから外すとペンを留めておけるでしょうか。
1軸で支えていた部分が重力に負けて下に垂れ下がりますね。
ではそこから2軸を3軸の上に被せてみてください。
2本の指でもペンを固定できますよね。
3軸にペンが乗っかり、2軸で片側を支え、逆サイドには重力が働いているので、
きちんと力の釣り合いが取れて、1軸に触れずともペンを固定することが出来ます。
これによって、ダサくなってしまいがちな1軸を封印することが出来ます。
②2,3軸共に第2関節付近にペンを収める。
次はこちら。
これに関しては、
「力むことなく、かつ違和感なくペンを支えることが出来るから」
です。
上述の通り、2,3軸のみでペンを挟んだ状態で試してみてほしいのですが、
指先に寄れば寄るほど、どうしても不安定で指先が力みがちになります。
ペンが元から止まっている状態でもそうなのですから、
いざfsの〆となるとなおさらです。
指先でペンを挟んだ状態から根元側にペンをスライドさせていくと、
特に力を入れることなくペンが勝手に挟まってくれると思います。
第2関節付近で。
恐らくほとんどの人は、第2関節のあたりが若干太くなっています。
その太さのお陰で、指と指との間の距離が縮まりペンが勝手に挟まります。
〆の際にはそのポイントにペンを放り込むと勝手にペンが止まります。
もちろん、そこからさらに根元側にいっても止まるっちゃ止まるんですが、
見た目がきもいです。やめときましょう。
③1,4,5軸は伸ばさない。
もう文字通りです。
全部の指伸ばしたいかにも力んでますって感じのキャッチのダサさが嫌なんです。
それを無くしたいんです。
無駄な指は伸ばさないでください。
お願いします。
というような感じです。
あ〜あいつまた122で〆てるわ、って思っていたそこの君!
実はこんなにちゃんと考えて122やってるんだよ!
次回はもう1つの方を書きますので!
122への愛は感じていただけたでしょうか!?!?
ではまた次回。